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by tomoknowsflower
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お祓い・お清め 2007


 昨日私の部屋をお祓い、お清めして頂いた。事の起こりは2月にさかのぼる。
 2月の初めのある日、私は十年来の友人kumikoさんに会いに出掛けた。kumikoさんは建築家。十数年前に雑誌の取材がきっかけで交流が始まり、その後も彼女が手掛けたモデルハウスの撮影の仕事を頂いたりしてお付き合いが続いてきた。
 お会いして近況を話し始めるなり「なんかうまくいっていないみたいね。仕事も合わないみたいだし。家に原因があるのではないかしら。」とずばり言われる。kumikoさんは長年易学を勉強なさっていて、最近仏教に帰依なさったとのこと。

本当に昨年の8月に今の部屋に引っ越してから悲惨なことが多かった。あまりにも忙しくてゆっくり転居先が選べずネットで物件を探して、仕事の合間に部屋を見て、ほかに子どもがOKで家賃が安くて仕事場が近い物件がなかったので即決してしまった。部屋を見たのは昼間だったけど、なんかカビくさいと思ったら畳一面にカビがはえていた。不動産屋に畳の掃除をお願いして、区役所もろもろ手続きをなんとかクリアして引越し。
その後がひどかった! 体中ダニだかノミにさされるし、ゴキブリはいっぱい出るし、エアコンもついてないのに暑い日が続き、子どもも私も新しい保育園に慣れず、私のほうが登園拒否になってしまうし、自転車はパンクするしでもう人生最悪事態だった。毎日が、一日一日をクリアするので必死!
kumikoさんによればその時期にその方角に引っ越したのがよくなかったとか。でも私にしてみれば他に選択の余地はなく、どつぼな状況はいやおうなく作られていったわけだ。
「私の彼がお祓いに行ってあげるって言ってる。お坊さんなのよ、私の彼。」なんて、ありがたいお言葉だろう! ここの土地のエネルギーも悪すぎるらしい。そう言われてみるとどうも気持ち悪い空気が漂っているような気がしていた。部屋の間取り図を送ったり、画像を携帯メールでやりとりしたりして、昨日本当にお二人で来てくださった。

 部屋の中央に東南の方角を向いて机をつくり、ろうそくをたて、お札を並べ、焼香のための竹墨に火をつけ、お酒、お塩、お米をならべた。ジーンズとトレーナーでいらしたkumikoさんの彼氏さんは紫色と刺繍がみごとな山吹色の袈裟に着替えて、作務衣姿のkumikoさんとお二人で読経が始まった。子どもと神妙な気持ちで読経に聞き入った。途中立ち上がってそれぞれの部屋を清めるために読経なさったり、私と子どもの頭上から悪い気を振り払うため、「悪い気よ去れ!」のような意味の大声をかけてくださったり。軽く考えていたわけではないけど、だんだんここまでして頂いて申し訳ない、という気持ちでいっぱいになる。

 私は「先祖代々の霊位」という位牌の入った小さな仏壇を持っている。父が仏壇を継いでいないので私がかわりに供養しているつもりになっていた。終わった後のお二人の話によれば、どうも私のご先祖様たちがお二人を呼び寄せたらしい。私には見えなかったけど、ご先祖様たちが5、6人来ていてさかんにkumikoさんに訴えていたそうだ。
その内容は「子どもをしっかりと育てて、幸せに暮らしてほしい」ということらしい。その為にはご先祖様たちは協力するとのこと。私はまた軽く落胆してしまう。またしても求められているのは母親の役割か。もっと好きな仕事をどんどんやって世の中で活躍するように、なんてことは言われないのかな。私自身の幸せとかはどうなるんだろう。
 kumikoさんに話すと「子どもを授かった人はみんな、子どもを育てる使命があるのよ」と言われる。確かに仕事はほかに才能のある人がたくさんいるけど、子どもの母親の役割は私にしかできない。男の子だからあとを継いでいく人になるのか。ご先祖様たちからの授かりものである、子どもを育てるのが私の使命のひとつなのかな。
 kumikoさんの彼氏さんからお札を2枚と、お守り袋に入れて身に着ける小さいお札を2枚頂く。ちゃんと仏壇にお水や食べ物をお供えする方法も教えて頂いた。お礼は?ときくと「いらない」とおっしゃるのでさらに恐縮してしまう。何もないので実家から送られてきたじゃがいもを差し上げる(笑)(でもうちの母親が育てたじゃがいもなのだ)。貧乏な自分が情けなくなるけど「お布施はなんでもいいのですよ」とおっしゃられる。
 世の中、善い人っているのですね。感謝。

お二人が帰った後もなんか大きなものにつつまれたような、じーんとした温かい感覚はなくならなかった。フランスに子連れでお料理留学したいと思ったり、先日旅行して気に入った京都に移住しようかな、みたいなことを考えていた自分が限りなく無謀に感じられる。なんか子どもってあの世からの借り物のような、贈り物のようなものなんだな、と思う。自分の体から出て来たので当然何をしてもよいような気がしてしまうけど、きちんと育てることがご先祖への恩返しなのかとしみじみ考えた。
 ありがとうございます。
 合掌。
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by tomoknowsflower | 2007-04-17 19:03 | love
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笹原 知花 Profile
大学在学中から、広告、雑誌媒体の制作、営業、PRの仕事に携わる。

現在、建築とショコラ勉強中!

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