
アカデミー賞の話題が賑やかな今、久しぶりに映画を見てきました。
ベンジャミン・バトン-数奇な人生、感慨深い映画でした。
老人で生まれ、年と共に若返って行くベンジャミンに、ブラット・ピット。
一方、年をとっていく恋人デイジーにケイト・ブランシェット。
映像は美しくて、死に関わるシーンは叙情的で、とてもきれいだった。
愛する人を自分の腕の中で死に旅立たせた彼女、デイジーは幸せだったのだと思う。
普通と違うのは、老人という姿ではなく旅立っていったことだけど。
さすが奇才デイビット・フィンチャー監督。
いろんな捉え方がある映画だと思った。
なんというか数奇な男の人生を描いた、数奇な映画。
だけどケイト・ブランシェットは素晴らしく素敵で、ブラット・ピットはやはり、ものすごく格好よかった。
特に湖の別荘の夜明けのシーンは必見です。